組合員の皆様へ
営農

りんご (4/15〜5/15)

凍霜害を防ぐために

 りんごは生態が進むほど低温に弱くなっていきます。特に発芽期は朝晩の気温がまだ低いため、降霜による被害が懸念されます。防霜ファンを設置している園地では機器の始動点検を行い、稼働状況を確認してください。また防霜ファンを設置していない園地では燃焼資材の準備を行い、被害を未然に防ぎましょう。
 いずれの場合においても、テレビやラジオ等の気象情報、特に「霜注意報」に注意してください。よく晴れた翌日の放射冷却現象にも注意が必要です。

【用語】放射冷却現象

簡単にいうと、「地面の熱が宇宙へ逃げて、地表近くの気温が下がる現象」のこと。雲があると宇宙へ熱が逃げることを邪魔して、気温の下げ幅は小さくなります。

授粉作業

 良品生産を目指すためには、手作業による人工授粉やマメコバチを利用した授粉が重要です。

1.人工授粉を行う場合
 十分に授粉効果を得るためには、交雑和合性(結実できる組み合わせ)や発芽率を確認することが大切です。

※人工授粉のポイント
 中心花を主体として授粉しますが、万が一中心花が霜害などに遭遇した場合は健全な側花への授粉で対応しましょう。また中心花の素質が悪い場合は、側花の最も良いものに授粉しましょう。
 不良天候の場合は晴天時より2〜3割多めに授粉し、雨が長く続く場合は雨天下でも授粉を行いましょう。

2.マメコバチを利用する場合
 マメコバチを利用して授粉する場合、結実率は巣に近い樹で高く、離れるに従って低くなります。巣箱の配置間隔は60〜80m間隔を原則として、園地の地形等に応じて加減しましょう。

※マメコバチの保管について
 気温が上昇するとマメコバチが活動を始めますが、りんごの開花時期に合わせて活動させるためには冷暗所でマメコバチの活動を抑える必要があります。そこで、今 年も農協本所でマメコバチの保管受付を行います。受付期間中は休まず受付いたします(土・日・祝日は午前8時から正午まで)のでご利用ください。

りんご病害虫防除歴(第1回目〜第3回目)

回数 散布量 散布時期 基準薬剤 希釈倍数 備考
1
300
リットル
展葉1週間後
(「芽出し10日後」)
ベフラン(液)
ダーズバンDF
マシン油
1,000倍
3,000倍
200倍
○混用順序に注意。
水→マシン油→ダーズバン→ベ
フラン
2 320
リットル
開花直前
(5月上旬)
インダー(F)
アタブロンSC(F)
5,000倍
4,000倍
・黒星病の重要防除時期です。
散布量・散布間隔(10日)を厳守しましょう。

・2・3回目の散布では、殺虫剤は同一のものを選択します。
3
350
リットル
落花直後
(5月中・下旬)
スコアMZ(水)
アタブロンSC(F)
クレミクス
または バイカルティ
500倍
4,000倍
333倍
1,000倍

(JA相馬村広報 2014年4月)

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