組合員の皆様へ
営農

りんご(7/15〜8/15)

見直し摘果を行い、良品生産に努めよう!

 管内のりんごの生育は、ふじで平年比で3日ほど進行しています。
 仕上げ摘果を終えた園地では再度の見直し摘果を行い、良品生産に向けて適正着果に努めましょう。成らせすぎは禁物です。

各品種の肥大経過(管内平均、単位:mm)

  6月 7月
上旬 中旬 下旬 上旬
つがる 17.6 25.4 33.2 40.7
王 林 21.2 29.0 35.4 42.0
ふ じ 20.7 29.4 37.0 45.6

※計測日
<6月> 上旬・・・4日/中旬・・・11日/下旬・・・20日
<7月> 上旬・・・7月1日

バヤを落として支柱を入れましょう。

 薬剤の通りをよくして葉や果実を病害虫から守るとともに、樹の内部に十分に日光を入れて葉の働きを高めるために、胴木部分の不要な徒長枝(バヤ)を落とし、こまめに支柱入れを実施しましょう。
 特に徒長枝を落とすことは、ダニの発生を遅らせることにつながります。

管内のりんご肥大データ(7月1日現在)

  横径(mm) 平年比 昨年比
ふ じ 40.7 112.1% 130.0%
王 林 42.0 109.9% 127.3%
つがる 45.6 112.9% 124.3%

落果防止剤の使い方

 ストッポール液剤は葉から吸収されて効果を発揮するので、葉に十分にかかるように散布しましょう。なお、葉摘み作業は散布4〜5日後から始めます。
 ただし、ストッポール液剤の使用には注意しなければいけない点があります。ここで注意点を振り返ってみましょう。

「恋空」の葉摘みは要注意

極早生種「恋空」は、葉を摘みすぎるとヤケの原因になるだけではなく、果実の軟質化や着色の悪化にもつながります。
葉摘みを行う場合は、必要以上に葉を摘まないようにしましょう。

ストッポール液剤使用時の注意点

1. 単用で散布する。
2. 散布後7日間は収穫不可。
3. 未希ライフやきおうに対して早期散布するとつる割れが発生したり、品質低下を招いた事例がある。
4. つがるに対しては、高温時(28℃以上)の散布を行わない。(薬害の防止)
5. 果実の熟度を進ませる傾向がある。
6. 着色促進剤との併用をしない。(熟度の極端な進行)
7. 収穫前落果の少ない品種には散布しない。

※容姿は異なる場合があります。

ストッポール液剤 希釈倍数・・・1,000倍

品種 散布時期
未希ライフ
きおう
収穫予定日の20〜15日前
つがる 収穫予定日の約25日前

りんご病害虫防除歴(第8回目〜第9回目)

回数 散布量 散布時期 基準薬剤 希釈倍数 備考
8 500
リットル
7月下旬 フリント(F)
ダントツ(水溶)
カルシウム剤
2,000倍
4,000倍
○カイガラムシ多発園では胴木洗いを実施。
○褐斑病多発園ではトップジンM(水)やベンレート(水)を加用。
9 500
リットル
8月中旬 ダイパワー(水)
ダーズバン(DF)
カルシウム剤
1,000倍
3,000倍
○炭そ病多発園ではベフラン(水)の使用を避ける。
薬剤の収穫前日数に注意。

「収穫前日数」に気をつけましょう!

 自分の園地や近隣の園地で、極早生種や早生種のりんごを栽培している生産者はいませんか?もしそういった生産者がいる場合は、薬剤散布時の薬剤選択に注意が必要です。
 生産者同士で情報を共有し、極早生・早生種りんごの収穫に影響を及ぼさないような薬剤散布計画を立てましょう。またりんご以外の一般果樹がある場合は、農薬登録の有無についても注意してください。

(JA相馬村広報 2014年7月)

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