組合員の皆様へ
営農

生産情報

春の低温に注意

 りんごは生態が進むほど低温に弱くなっていきます。特に発芽期は朝晩の気温がまだ低いため、降霜による被害が心配されます。防霜ファンを設置している園地では機器の始動点検を行い、稼働状況を確認して下さい。また、防霜ファンを設置していない園地では燃焼資材の準備を行い、被害の軽減に努めて下さい。
 いずれの場合でも、テレビやラジオ等の気象情報に注意して下さい。

良品果生産のために

 良品果生産の第一歩として授粉作業が重要です。そのための手段として、人工授粉やマメコバチを利用した方法があります。
 人工授粉を行う場合では、交雑和合性と花粉発芽率の確認が大切です。
 マメコバチを利用する場合には「ふじの展葉1週間後頃」の薬剤散布の2〜3日後にマメコバチの巣を冷蔵庫から出して放飼します。放飼時期が遅れるとりんごの開花に間に合わなくなるので注意しましょう。
 マメコバチは巣作りのために湿った土を集めます。巣小屋の前の防鳥網の内側に深さ40p程度の穴を掘り、穴の土が乾燥したら水を入れて湿らせて下さい。
 マメコバチは行動範囲が狭く、巣箱を分散して配置しなければなりません。配置間隔は60〜80mを原則として、園地の地形等に応じて加減して下さい。

適期に活動してもらうために

 マメコバチは16℃以上で活動を始め、18℃以上で活発になります。りんごの開花時期に合わせて活動させるために、冷暗所で活動を抑える必要があります。今年も農協本所でマメコバチの保管受付を行います。受付期間中は休まず受付いたします(土・日・祝日は午前8時から正午まで)のでご利用ください。

今冬の積雪経過について

 今冬の積雪の経過を左の表にまとめました。期間を通して寒暖に波があったこと、加えてまとまった降雪となる時が多かったことが特徴的でした。

積雪の経過

  12月19日 2月18日
(最深)
4月8日 消雪日
湯口 平場 55.0 140.0 0.0 4月1日
山手 65.0 155.0 0.0 4月2日
相馬 平場 55.0 150.0 0.0 4月3日
山手 70.0 150.0 30.0
沢 田 90.0 180.0 40.0
紙漉沢・山手 70.0 170.0 20.0

※調査開始…12月19日、消雪日はほ場の8割が消雪した日。

散布計画

回数 散布量 散布時期 基準薬剤 希釈倍数 備考
1 300
リットル
展葉1週間後頃
(芽出し10日後)
ベフラン
ダーズバンDF
マシン油
1,000倍
3,000倍
200倍
○混用順序
1 水→2 マシン油→3 ダーズバン→4 ベフラン
2 320
リットル
開花直前 インダー
アタブロンSC
5,000倍
4,000倍
○黒星病の重要防除時期のため、散布量・散布
間隔(10日)を厳守する。
○殺虫剤は、開花直前・落花直後とも同一薬剤
を連続散布する。
3 350
リットル
落花直後 スコアMZ
アタブロンSC
クレミクス
又はバイカルティ
500倍
4,000倍
333倍
1,000倍

りんご病害虫防除歴(第1回目〜3回目)

(JA相馬村広報 2015年4月)

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