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購買・販売

果実販売動向

 3月の果実の販売については、伊予柑・不知火等の中・晩柑類が終盤を迎え、日々減少傾向となる中で、国産果実の流通量が引き続き少なく、また輸入果実も同様に少ないことから、果実全般に引き合いが強く堅調な販売となりました。いちごについては、天候不順から入荷が不安定となり単価高で推移していましたが、気温の上昇とともに一転、売場面積に対し過剰となり、品質低下もみられたことから、価格は下げ基調の展開となりました。
 りんごについてはサンふじを中心に在庫が多いことや、ヤケ等の品質低下の懸念から前進出荷傾向となり、流通量が大幅に増加しましたが競合果実が極端に少ないことから売り場は確保され、市況は堅調に推移しました。特に王林については、トキ、シナノゴールドなど別の黄色品種への改植が進んだことや、春の霜害等の影響により産地在庫が平年を2割程下回っていることに加え、年明けのヤケの発生による産地ロスにより品薄状態となり、赤色系を上回る価格となっています。
 4月に入り、いちごについては低温や品質低下による産地ロスにより入荷が減少し、スイカ、メロンについても入荷は増えず、また、米国西海岸で長引いた労使対立の影響で滞っていた食材の輸入が回復し、これまでの不足気味から一転してフロリダ産グレープフルーツやカリフォルニア産オレンジ等が多少過剰気味となりました。そのなかで、サンふじを中心とするりんごが売場のメインとなっています。4月中旬以降はGW需要もあり、サンふじから有袋ふじへスムーズに切り替わり堅調に推移しています。
 一方で輸出については、2月末の累計で26,713トンと財務省貿易統計が残る年間最多を更新しましたが、東京電力福島第一原発事故に関連して台湾の食品衛生当局が、日本から輸入する全食品に都道府県ごとの産地証明書の添付を義務付けるなど、新たな規制が5月15日から適用となることから、今後の取引にブレーキがかかることが懸念されます。GW明けの販売についても、スイカ・メロンや施設物、輸入果実の増量は見込めず、さらにニュージーランド産りんごが植検で輸入できないことなどから、販売環境に大きな変化はない見込みです。
 5月中旬以降はスイカ・メロン、桜桃等を中心とする競合果実の増加が見込まれ、末端の売場構成に変化が出てくるものと予想されますが、品質管理を基本に、需給バランスを考慮しながら販売に努力します。

単価は全農あおもりデータ(4/30累計)、在庫数量は県りんご果樹果作成(4月末)

品種 サンふじ ふじ 王林 ジョナゴールド むつ その他 合計
単価 2,714円 3,772円 2,732円 3,036円 4,418円 2,540円 2,642円
前年比 92 106% 110% 94% 103% 97% 95%
数量(箱/10kg) 22,541 32,950 7,725 13,607 421 2,365 79,609
前年比 105% 107% 99% 109% 110% 122% 106%

6月のイベント情報

(JA相馬村広報 2015年5月)


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