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購買・販売

果実販売動向

春節贈答需要から国内流通が抑制、結果として上位等級品が品薄傾向

 12月の果実動向は全国的な暖冬により果実全般に前進出荷傾向のなか、みかんについては、産地・流通段階での腐敗や浮き皮などの品質低下がみられましたが、流通量の減少から価格は概ね順調に推移しました。いちごについては、クリスマス需要前の流通量増に加え、食味が伴わず厳しい販売が続きましたが、年末には二番果との端境期になり回復基調となりました。
 りんごについては、贈答需要期でもあり、上位等級品が品薄傾向で引き合いが強く、下位等級品は 企画が組まれていないことや、割合が多いことから他県産の在庫も多く、荷動きは鈍い状況となりました。本県産については、台湾を中心とする春節贈答向けの荷造り作業との平行作業から、国内流通量が抑制され、特に上位等級品の少なさから、高値基調のなかで二極化現象の展開となりました。王林については、黄色品種の海外需要や、出荷作業が贈答向けのサンふじへ傾注したことから国内外ともに引き合いが強く順調に推移しました。輸出については、米国産が天候不順等による品質低下で、台湾国内が果実全体品薄傾向となっている影響等から、2015年産12月末累計輸出量が2万486トン(財務省貿易統計)となり、既に2万トンを突破し、今年も3万トンを超える勢いとなっています。

有利販売に向け消費宣伝会を展開中

 今後の販売については、みかん・いちご等の競合果実は寒波や降雪等による影響により引き続き不安定な入荷が予想され、いちごはイベント需要もあって高値基調のまま推移する見込みです。みかんは、前進出荷の反動で流通量が極端に少ないことから、各小売店で中・晩かん類の売場を拡張していますが、その反動でピークとなる2月も品薄傾向で推移することが予想されます。
 りんごについては、春節需要の輸出が一段落し、国内市場へシフトすることや、在庫数量が前年並みとなっていることに加え、傷果の割合が高いこと、ヤケ果等の品質面でも懸念材料を抱えていることから、今後の平均価格を押し下げることが予想されます。当JAでは、傷物のりんごを中心に、国内外のあらゆる小売店において消費宣伝会を実施したことから、選果荷造り作業の対応に追われる状況となっています。今後も売り場の拡張を図り、相場の維持に努力します。

春節…?

 春節とは旧暦の正月。中国や台湾、シンガポールなどの中華圏国家では盛大に祝賀されます。
 春節の時期には街は縁起の良い色とされる「赤」一色に染まります。特に中国においてはりんごが贈答用の高級果実であることに加え、また春節にりんごを食べる習慣もあることから、この時期は中国や台湾向けのりんご輸出が最盛期となります。
およそ50トンにもおよぶ青森県産りんご生産量のうち海外へ輸出されるものがおよそ2万トン、そのうちの約95%が台湾向けに輸出されています。
(一部県りんご輸出協会ホームページより引用)

全農青あおもりデータ・1月30日累計・在庫数量は12月末作成

品種 サンふじ ふじ 王林 ジョナG むつ その他 合計
単 価( 円) 3,002 2,990 3,362 4,508 2,834 2,741
前年比(%) 110 113 118 94 111 110
在庫数量(トン) 130,054 45,354 26,691 25,411 1,141 9,714 238,660
前年比(%) 98 98 112 102 91 94 100

3月のイベント情報

5の付く日は会員5円引き/5、15、25日,毎週 土、日、月曜日は会員4円引き,毎月10日と20日は灯油2円引き,3の付く日はポイント3倍/3日、13日、23日

(JA相馬村広報 2016年2月)


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