組合員の皆様へ
営農

生産情報

春の低温に注意

 今年は暖冬少雪の影響から消雪が早く進み、相馬管内では3月19日に消雪日を迎え、昨年よりも3週間以上早い消雪となりました。
 気温も高く推移しており、生育の早まりが予想され、このままの天候で進行すると開花予想日が5月5日頃と予想されることから、春の作業の準備は早めに行いましょう。
 また、開花期から幼果期における降霜や、予期しない低温による凍霜害の発生が懸念されることから、防霜ファンを設置している園地では機器の始動点検を行い、稼働状況を確認して下さい。防霜ファンを設置していない園地では燃焼資材の準備を行い、被害の軽減に努めて下さい。燃焼資材を使用する場合は周辺環境にも十分に配慮しましょう。

良質果実生産のために

 良質な果実を生産するためには授粉が大切とされます。
 人工授粉を行う場合は、交雑和合性に注意し、中心花を主体に授粉し早く咲いた花から行いましょう。
 また、中心花が霜などの被害に遭った場合は健全な側花に、中心花の素質が悪いものは側花の最も良いものに授粉しましょう。
 マメコバチを利用する場合には「ふじの展葉1週間後頃」の薬剤散布の2〜3日後にマメコバチの巣を冷蔵庫から出して放飼します。放飼時期が遅れるとりんごの開花に間に合わなくなるので注意しましょう。

第一回目の薬剤散布

 農薬の散布は、散布量と散布時期を守って散布しましょう。
 前年、カイガラムシの発生が多く見られた園地では、「展葉一週間後頃」の薬剤散布にアプロードフロアブル1000倍を加用することでカイガラムシの防除に効果が期待されます。
 今後、農作業が本格的に始まりますが、機械による作業は安全を心がけ事故の無いように注意して行いましょう。

りんご病害虫防除暦(第1回目〜3回目)

散布計画
回数
散布量 散布時期 基準薬剤 希釈倍数 備考
1 300
リットル
展葉1週間後頃
(芽出し10日後)
ベフラン
ダーズバンDF
マシン油
1,000倍
3,000倍
200倍
○混用順序
(1)水→(2)マシン油→(3)ダーズバン→(4)ベフラン
2 320
リットル
開花直前 インダー
アタブロンSC
5,000倍
4,000倍
○黒星病の重要防除時期のため、散布量・散布間隔(10日)を厳守する。
○殺虫剤は、開花直前・落花直後とも同一薬剤を連続散布する。
3 350
リットル
落花直後 スコアMZ
アタブロンSC
クレミクス
又は バイカルティ
500倍
4,000倍
333倍
1,000倍

(JA相馬村広報 2016年4月)

Copyright(C) JA Village Souma. All Right Reserved.