組合員の皆様へ
購買・販売

果実販売動向


ラストスパートをかける

2月の果実動向は、中晩柑類については、果肉先行による前進出荷から前年を上回る入荷量となりましたが、酸抜けが進み食味等の内容が充実していることから堅調な販売となりました。また、いちごは、天候不順の影響から依然として入荷量は少なく、需要期により引き合いが強く堅調な販売となりました。輸入果実についても、国産果実が少ないことから売り場が拡大し、円安によって少なかった前年を上回りましたが高値基調で推移しました。

りんごは、競合果実全般に少ない中、入荷が安定したことや、消費宣伝会の実施により売場は拡大し、値ごろ価格の中・小玉及び下位等級品は順調な販売となっている一方、上位等級品や大玉果は高い水準での販売が続いたことから荷動きは停滞しました。また、王林は年内から輸出に集中したことにより、国内流通が抑制され売場が縮小され、ジョナについても高値の影響から荷動きは鈍く弱含みの展開となりました。

輸出については、高品質・食味良で評価が高いことに加え、競合する米国産や南半球が天候不順、災害による不作で品薄傾向となったことや、円安基調も追い風となり、春節以降もサンふじの中・小玉果を中心に順調に出荷され、貿易統計によると2015年産国産りんごの累計輸出量は過去最多を記録し、3万5千トンを超える勢いとなっています。また、4月から輸出のピークを迎えるNZ産が災害の影響により極端に減少していることから、台湾向けの有袋ふじ等を中心に、さらに日本産への引き合いが強い状態になっています。

当JAでも、国内需要の少ない王林等の黄色品種を中心に、順調に出荷されております。サンふじの販売は、4月中旬まで調整出荷となり、有袋ふじについては、果実専門店や輸出向けに3月下旬からサンと平行販売され、徐々に切り替えとなります。

今後も国産果実全般に流通量が少なく、不知火等かんきつ類の減少や、施設物の出回りが少ない中、小売店では輸入果実の売場が拡大され、いちごは安定した入荷が続き価格は弱含みと見込まれます。りんごについては、日中の気温上昇により品質懸念はありますが、入荷量が少なくなり、売り場は確保される見込みから、大玉果を中心に荷動きは活発ではありませんが、概ね保合いの販売が続く見通しです。しかし、硬度、酸度が低く、王林やサンふじにヤケ果が散見され、品質の弱さが懸念されていることから、品質管理と需給バランスを重点に販売に努力します。

平成27年産

品種 サンふじ ふじ 王林 ジョナ むつ その他 合計
単 価( 円) 3,003 2,911 3,387 4,405 2,817 2,841
前年比(%) 112 109 114 100 111 111
在庫数量(トン) 22,962 33,135 8,301 14,079 328 2,490 81,295
前年比(%) 110 98 112 103 92 87 103

単価は全農青森データ(3/31累計)、在庫数量は県りんご果樹果作成(3月末)

(JA相馬村広報 2016年4月)


Copyright(C) JA Village Souma. All Right Reserved.