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購買・販売

果実販売動向

 10月の果実動向は先月に引き続き、全般に数量減の単価高で推移しました。ぶどう・柿ともに入荷は少なく、極早生みかんも激減したことから、量販店ではりんごの売場が維持されるとともに、バナナの売場が拡張されています。りんごについては、早生種の早期終了や、中生種のトキがサンつがる同様に小玉傾向であること、また、海外市場からの引き合いも強いことから、全体の流通量が減少し、国内市場が品薄傾向となり、高値基調で推移しました。11月には長野・山形産のサンふじがスタートしましたが、各産地ともに小玉傾向であることや、樹上損傷により下位等級品の割合が多く、また、着色が遅れていることや本県産の早生ふじ等の切り上がりが早かったことにより流通量が少なく、引き続き数量減の単価高で推移しています。産地市場も木箱の不足感もありますが、品薄傾向となっており、消費地市場と連動して高騰しています。一方、輸出向けについては、円高基調と産地市場からの仕入れ価格が高いことに加えて、南半球産のサンふじを中心に在庫過多となっていることから、トキ等の黄色系品種に引き合いが傾注しました。また、台湾市場の落込みが顕著となったことから、伸長してる中国市場へ転送されましたが、間もなく飽和状態となり、県全体としては、前年を下回る実績となりました。

 生産量については、本年の県の予想収穫量は当初、4 6 7,000トン(前年比99%)と公表されましたが、干ばつの影響による小玉傾向に加え、黒星病・日焼けなどにより減収となっています。減収要因が重なった早・中生種については、全農グループ全体でサンつがるが前年比80%、早生ふじ同92%、トキ同95%と前年を下回っています。晩生種の王林については肥大が前年を上回っていますが、黒星病・ビターピットの 発生、また、サンふじについては、着果量が確保されているものの、小玉傾向であることや黒星病による加工仕向け増からいずれも予想収穫量を下まわる予想です。

 今後、早生みかんについては、9月の多雨の影響により極早生同様に着色遅れ及び小玉傾向で数量減の価格は堅調推移の見通しであり、りんごについては他県産の晩生種りんごが出揃うことから総体的には増量となりますがペースはゆるやかな見込みで、本県産についても、贈答需要や輸出需要の対応に追われることから市場流通は抑制され、基調高での推移が予想されます。青果物全般に価格高・売価高傾向のなか、野菜の価格が下げ基調となっていますが、量販店での高値が続いていることから、末端の荷動きが緩慢となっており、果実への影響が懸念されます。国内外での消費動向を見極めながら、企画・消費宣伝を図り、価格の維持に努力します。

全農あおもりデータ・11/7累計

品種 サンつがる 早生ふじ トキ きおう サンジョナ その他 合計
単価(円) 2,591 3,263 2,792 2,454 3,386 3,005 2,837
前年比(%) 111 116 115 97 118 110 113
数量(箱/10kg) 1,026,835 661,329 134,468 147,900 8,380 167,223 2,146,135
前年比(%) 80 99 79 102 130 88 87

12月のイベント情報

(JA相馬村広報 2016年11月)


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