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生産情報

りんごの生態

 消雪日は昨年より遅く経過し、相馬管内のふじの展葉日は昨年より3日〜4日遅く経過しています。4月の気温は平年より1℃ほど高く推移しており、今後の生態は早まることが考えられます。

地区別の展葉日(カッコ内は昨年比)

  ふじ 王林 つがる
湯口 4/16(3日遅い) 4/15(2日遅い) 4/18(1日遅い)
紙漉沢 4/19(5日遅い) 4/17(2日遅い) 4/21(1日遅い)
相馬 4/19(4日遅い) 4/18(1日遅い) 4/23(2日遅い)
りんご研 4/16(2日遅い) 4/13(3日遅い) 4/15(2日遅い)

農薬の登録内容変更について

 『ミクロデナポン水和剤85』は殺虫剤としての適用が防除暦から削除されましたのでご注意ください。※摘果剤としての使用は年間2回以内の使用となります。

りんご作業(5/15〜6/15)

 今後は、摘果作業を迎えます。一回目の摘果作業は、早くより多くの数を摘果するよう心がけましょう。果実の細胞分裂が終わる「落花25日頃」までに摘果を終えるのが理想的です。
 摘果作業が遅れそうな場合には薬剤による摘果を行いましょう。摘果剤はミクロデナポン1200倍を使用し果実に十分にかかるように、展着剤を加用して10aあたり350L以上散布して下さい。
 散布時期は、ふじ、王林、早生ふじ、トキでは満開後2週間頃(ふじは横径10oくらい)、紅玉、星の金貨では満開後3週間頃(紅玉では中心果の横径16oくらい)の一回です。つがる、世界一などの早期落果の多い品種やジョナゴールドにかかると落ちすぎることがありますので、かからないように気を付けましょう。

りんご病害虫防除暦(第5回目〜7回目)

散布計画 散布量 散布時期 基準薬剤 希釈倍数 備考
5 350
リットル
落花10日後頃 チオノック
エルサン
果面保護剤
500倍
1000倍
リンゴハダニ対策としてバロック2000倍が有効
6 420
リットル
落花20日後頃 ジマンダイセン
スプラサイド
果面保護剤
600倍
1,000倍
 
7 500
リットル
落花30日後頃 アントラコール
モスピラン
果面保護剤
500倍
4,000倍
アントラコールは収穫前日数が45日なので極早生品種は注意する

水稲

 水田の一発除草剤は「コメット」を使用します。除草剤施用時には5〜6pの深水にし、その後3〜4日は水田に水を入れないようにしてください(薬剤の層を壊さないため)やむを得ず水を入れる場合には、静かに水を入れて下さい。
 その後の水管理は、平均気温が高い時は浅水にして分けつを促進し、低い時には深水にして低温障害を防ぎましょう。
 水が足りなくなった場合は夜間に水を入れ、かけ流しは絶対に避けてください。

農作業事故防止に務めましょう

 農作業が本格化し、忙しくなりますが、機械作業は焦らず無理をしない運転を心がけましょう。どんなに慣れた作業でも油断はせず事故防止に努めましょう。
 今年も高品質でおいしいりんご生産に向けて、産地一丸となって取り組んでいきましょう。


(JA相馬村広報 2016年5月)

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