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購買・販売

果実販売動向

 10月の果実動向は数量増の単価安で推移しました。ミカンについては、極早生が出始めから食味の問題と潤沢な出回りから厳しい販売が続き、加えて中旬以降は降雨の影響による品質低下も散見されたことから、終了まで厳しい販売が続きました。柿についても、豊作基調で推移したことから、値ごろ価格で売り場を拡張しましたが、食味の問題による末端消費の不振や降雨による品質低下から市場滞荷が多く、厳しい販売となりました。果実全般に潤沢な流通量のなか、安値基調の野菜を中心に特売が組まれていることから、比較的単価の高い果実は荷動きの鈍い状況が続きました。

 リンゴについては、各県さまざまな中生種が出揃う中に於いて、数量・品質・食味が安定している早生ふじが主力のアイテムとなり、中玉以上については大きな値崩れもなく推移しましたが、小玉果については比率が高いことから低迷し、平均価格を下押しする要因となりました。トキについては台湾を中心とする輸出向けへの引き合いが強いことから、9月中旬より出荷されましたが、46玉を中心に荷動きが鈍く、また、米国産の輸入が遅れていることから早生ふじも輸出されましたが、同様に小玉果を中心に荷動きが鈍い状況となりました。競合果実が潤沢に流通し低迷しているなか、リンゴ総体の売場は大きくありませんでしたが、海外向けが多いことから国内流通量が抑制され、比較的相場は安定している方です。

 今後、ミカンについては、極早生が順次終了し、11月中旬より各県早生品種が出揃う見込みですが、降雨の影響による製品化率の低下や、後半の品種に移行するほど生産量が少ない予想から相場は安定すると考えられます。柿についても、奈良・和歌山産が台風21号の影響による減収や品質低下、品種が更新されることによる総体量の減少に伴い、相場は安定するものと考えられますが売場は縮小傾向にあります。競合果実が数量や品質に安定感を欠く中、リンゴの売場における占有率は高くなることが予想されますが、リンゴ全般に小玉傾向や場所によっては隔年障害がみられることから、大幅な減収が予想されます。年内は黄色品種を中心に海外企画、「飛馬ふじ」「みつまるくん」を中心に国内ギフト企画、年明けは春節向け輸出企画に加え、小玉の企画を積極的に取り組み、相場の底上げとします。

全農あおもりデータ・11/24累計

品種 サンジョナ 早生ふじ きおう トキ つがる その他 合計
単価(円) 2,870 2,857 2,387 2,558 2,353 2,706 2,530
前年比(%) 86 87 97 90 91 91 90
数量(箱/10kg) 1,372 574,079 137,066 156,448 1,089,465 115,991 2,074,421
前年比(%) 78 96 93 130 106 84 102

(JA相馬村広報 2017年11月)


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