一つ成り摘果
一つ成り摘果は、中心果を残すことを基本とし、主に果実の肥大促進や品質向上を図ります。
ステップ1
中心果を残し、側果を摘み取る。
(1)摘果前
(2)摘果後
摘果のポイント1
人差し指と中指の間に親指で実の付け根あたりを押し付ける。
ステップ2
中心果が生育不良や変形果などの障害果の場合は、側果の中から良い果実を残しましょう。ひと株につき5~6個の幼果があるので、その中でも丈夫で形が良く、ツルが太くて長いものを残します。
(1)摘果前
(2)摘果後
ステップ3
新梢(枝先から見て最初の年次までの部分)については、全ての実を摘み取る。
摘果のポイント2
先ほどの摘果方法で新梢などの摘果がやりにくい場合は、実を掴み、実の付け根部分に力を加えると取れやすい。
(1)
(2)
摘果の注意事項
実を傷つけないようにしましょう。
葉をちぎったり、株ごと取らないようにしましょう。